審美歯科

自費治療の必要性

欧米などでは、口元の美しさが就職などにも影響が出るほど重要視されています。日本では、「虫歯の治療は保険で十分でしょ?」「前歯は保険で白くなるでしょ?だったら保険で十分だよ」「奥の歯は見えないから、銀歯でいいよ」という考え方が一般的です。つまり、ほとんどの方は保険治療で十分だと思われています。
しかし本当にそうなのでしょうか? 歯科医療に携わる専門家側から見ると、保険治療では明らかに限界があることが分かります。
Q

前歯は保険で白くなるでしょ?だったら保険で十分でしょ?

A

保険治療では「硬質レジン前装冠」という素材を使っています。固いプラスチックを金属にかぶせているという構造です。これは表面がプラスチックでできているため、2~3年程で変色していきます。前歯の色が明らかに違う、というのが、見た目にも分かりやすくなります。1本だけ黄色く変色したような状態は、この「硬質レジン前装冠」を使っている可能性が高いです。
また保険の場合は、素材が決められているため、周囲の歯となじませることはできません。変色していなくても、他の歯と明らかに浮いている、というケースも少なくありません。

Q

歯の奥は見えないから、銀歯でいいんじゃない?

A

奥の歯であっても、下の歯だと口を開ければ見えます。もちろん、まったく気にならないという方もいらっしゃると思います。しかし、銀歯は入れたくない、周囲に気づかれたくない、という方もいらっしゃるかと思います。奥歯だから見えない、とは限りません。

審美歯科メニュー

  • セラミック治療

    セラミック治療を行えば、歯並びや見た目などを改善できるため、見た目の印象も良くなり、笑顔の溢れる幸せな毎日を過ごせることでしょう。また、「虫歯や歯周病になりにくい」「金属アレルギーの方も適応できる」などメリットがたくさんあります。

  • ジルコニアクラウン

    ジルコニアは、生体親和性に優れている素材です。見た目も薄く敷くしなやかさと強度を兼ね備えているのでさまざまな箇所に用いることが可能です。
  • e-maxオールセラミッククラウン

    天然歯の強度は350Mpaと言われています。一方、e-maxの強度は400Mpaです。
    つまり、e-maxは天然歯と変わらない強度をもつため、他の歯を傷つけることも少なく、最も天然歯に近いセラミックと言えるのです。
    そのため、前歯や奥歯など、あらゆる場所に対応して作ることができる多様性も持っています。
  • セレック

    当院では、最新の「セレック」を導入しています。撮影画像をもとに作成した3D画像データからコンピュータが歯型を設計し、マシンがセラミックの歯を作製する最新のシステムです。治療時間は約1時間と非常に短いため、当日に補綴物を装着することができます。そのため、仮歯の必要がなく唾液や食事での汚染がないため衛生的です。

    当院では、セレックを使った場合、ほとんどの方が当日にセラミックの歯を装着しています。
    ※当日装着の方は、一回の治療に2時間を頂いてます。

  • ラミネートべニア

    歯の表面を薄く削って、セラミックの歯を貼り付けます。前歯に施す治療法で、歯の形が気になる方、歯と歯の隙間が気になる方などにお薦めです。イメージとしては、つけ爪をつけるのに近いかと思われます。

  • ホワイトニング

    歯を薬で漂白します。歯を削ることはありません。

  • オフィスホワイトニング

    歯科医院で行います。専用ジェルを塗布し、光を当てて漂白します。1回2時間程かかり、複数回来院していただく必要がありますが、1回だけでも効果を実感できます。
  • ホームホワイトニング

    ご自宅で行っていただきます。専用マウスピースにジェルを塗布し、2時間程装着します。2週間程続けていただくと効果を実感できます。
  • デュアルホワイトニング

    オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に行います。効果を実感できるのも早く、またより長持ちします。

料金表

ジルコニアクラウン 121,000円
オールセラミッククラウン 99,000円
セレックでの作成 55,000円
ラミネート 66,000円
オフィスホワイトニング(2回) 38,500円
ホームホワイトニング
(カバー・薬液2本込み)
33,000円
デュアルホワイトニング 66,000円

※表記は税込価格となります。

【治療期間】1週間~1ヶ月 【治療回数】1回~3回程度

審美治療の注意点

  • 自費治療になるため、保険診療に比べ費用が掛かります。
  • 審美治療を行う前に歯を削ったり、別の治療を必要としたりする可能性があります。
  • 補綴物は材質や種類により、見た目や強度に差が出ることがあります。
  • 補綴物は患者様によっては使用できない素材があります。
  • 補綴物が硬過ぎると、噛み合わせたときに歯肉や天然歯を傷つける場合があります。
  • 審美治療で使用する薬剤が患者様によっては痛みを感じたり、しみたりする場合があります。